追悼 スティーブン・ホーキング博士へ
あなたはニュートン?
アインシュタイン?
それとも、ホーキング?
ニュートンがリンゴの落ちるのをみて万有引力を発見したのはまだ400年前のことなのに、この間の科学の発見は目まぐるしいほど変わってきている。
だいたい、地球が丸いということをしっかり解ってきたのもこの500年ぐらいのモノなのだから・・
人間が今の様な宇宙を見ることが出来るようになったのは奇跡というくらい早いんだね~
この奇跡の動きを、科学では捉えられるけど・・
人間の感性ではなかなか、納得できないでいるのも現実。
だってそうだよね!
その当時の常識では、地球が円いって公言したばっかりに
科学者は、処刑されたり投獄されてしまったりしたのだから・・
その時の常識と反するような、科学の発見は危険だったってこと。
今、その時と同じような、危険な発見がなされているのを知っているかなあ?
科学の事を言っているんじゃあない。
科学を通して知ることが出来る、人間の生命の起源のこと!
これは、科学至上難問とされてきている領域なんだ。
人間はどこから来て、何のために地球に生きて、そして、どこに行くのか?
でも・・
この問いに対しての答えがもうすぐ出せるような気がする。
・・・これって凄すぎる?
今の常識に処刑されてしまうのかな?
そこで、私がそれを公言するときのために、事前にみなさんの頭を柔らかくしておきたいのです。
ニュートンは、『時間を絶対だ』と言った人
アインシュタインは、『時間は相対的だ』と行った人
この二つの違いは大きい
今、世の中の人間でも二通りいると思うんだ
物事を絶対こうだ!と決めたがる人。
物事は、人によって違うように見えると思う人。
実は、私は後者の方。
これがアインシュタインの「相対性理論」の根本的な考え方なんだけどね。
科学は進歩してきているけど、人間の頭は、以前ニュートン時代のままなんだ。
そこが変わらなければ、これからの科学の進歩にはついていけないし、宇宙の変化に気がつかないまま、一生を終えることになる。
Wrote 2013年12月2日
こんなことを書いてから、4年経った。
私はこの中の公言通り、生命の起源を解く方程式を2014年12月に「5次元のドア」一粒書房から発行した。
そして今年、
2018年3月14日イギリスの物理学者・ホーキング博士が亡くなった、76歳だった。
筋萎縮性・側索硬化症(ALS)を患って、後5年の命と宣告されてから50年以上も生きたことになる。
マクロの世界を追求する相対性理論もミクロの世界を探求する量子力学も、全く違う次元で研究されてきていたものが、現代はその両方を融合させる統一理論を必要としだした。その統一理論の先端を研究していたのがホーキング博士なのだ。
現代の科学を大きく牽引した物理学者に追悼の意を表して、
『あなたは、ニュートン?アインシュタイン?ホーキング?』
というタイトルに変えて鳳華のメッセージを届けたいと思います。
物理学者たちの考え方をみると、
ニュートンは絶対観であり
アインシュタインは相対観である
そうすると、ホーキングは多様観ということになる。
『全てを受け入れ、全てを否定し、宇宙は一つではなく多元的に存在する』という結論に達したのがホーキング博士なんですね。
絶対という1次元的なものから、相対的という2次元的なものになり、それから多様という3次元的な考察に移っていった。これはまさに、科学の移り変わりと共にある人間の考え方の推移です。
これからは、4次元5次元6次元~~~~と多様な宇宙は広がっていくでしょう。
こうなると、科学の発展とともに、人間の考える脳内環境も次元を上げていかなければなりませんね!
今までの常識を疑ってみる、そして仮説を立ててみる、そして実証をする。それが科学の通ってきた道です。私たちの現代の常識も、疑ってみて仮説を立て、実証していく。そんな勇気が必要な時なのではないでしょうか?
彼の残した最後の論文は「多元的宇宙」
亡くなる2週間前に書き上げたそうなので、彼の生き延びても残したかった使命観は、この論文に託されているのでしょう。
ホーキング博士は、
「この世界の誕生は創造主を登場させなくても理論つけられる」「宇宙誕生に神は不要」と言い放って宗教界から批判を受けました。
「この世界は脳が作り出した産物に過ぎない」とも言っていました。
科学は、いつの時も過去を塗り替えて推進してきています。科学者は宇宙の根源に迫り、真意を追求すればするほど、否定を重ねながら真意に迫らなければならないのです。
ホーキング博士は、
自らの命の不思議さを経験し、宇宙の不思議さを追求した科学者は、神の存在をどう思っていたのでしょう?
神を否定したように思われている彼の言葉の中に、子供たちに向けてのメッセージとして残したのは、「星を見上げて生きる」ということでした。
「宇宙はいくつもの宇宙でできている」という結論を残してこの世界から離れていったホーキング博士は、やっと否定し続けなければならない使命から解放されて、空の星になったのでしょう。
ホーキング博士は、宇宙に神がいることを知りたくて研究を続けていた真摯な科学者だったのではないかと思っています。
私は、ホーキング博士とは星も干支も同じで、144パターンの性格判断の中ではたいへん似通った特徴を持っています。博士とは近い性格だと思うと、何となく通じ合えるような気がしてなりません。
科学者には、神秘的な一面がたくさんあります。
ホーキング博士は300年前のガリレオの命日1月8日に生まれ、アインシュタインが生まれた3月14日は、ホーキング博士の命日になった。
見える世界を追求する科学と、見えざる世界を探求する神秘は、未だ全く相反すると思われている分野ですが、宇宙科学がミクロの量子力学と同じ土台で研究されている時代になったのですから、科学と神秘が統一理論をもつ時代がやってくる日も、もうすぐ近いでしょう!
宇宙の神秘と人間誕生の神秘
サークルの上に右側の水星と木星と地球の人ばかり、これって何でなんだろう?
鳳華より愛を込めて~
ホーキング博士!
今や、星の世界に戻ってからは、疑う必要のない場所にいらっしゃるのですね、仮説も必要ありませんね?多元的宇宙は広がっていましたか?新しい発見はありましたか?
今度は、宇宙の向こうの星から、科学と神秘の世界の統一性を解いてください。そして、同じ144パターンの鳳華に送ってください。私は、どんなメッセージを送って頂けるのか楽しみにしています。